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[お]にこにこポリシー

私たちの保育の考え方を知っていただき、

と思ってもらえたら、ぜひ私たちに保育の

お手伝いをさせてください

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1--ニコニコ保育理念

現在、ホームページの更新作業中です。

いましばらくお待ちくださいませ。

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2--おかだ園長の思い

 ニコニコ保育園を運営しながら目指しているのは、育児に関わる皆が探って、成長していく場です。

 

お父さん・お母さんは、赤ちゃんの反応や振る舞いに大きく戸惑い、振り回され、自己嫌悪に陥ってしまうこともあるでしょう。

 

でも人生で初めての状況ですから、思いきって楽しんでしまうつもりで、保育園に頼れるところは思い切って頼りながら、育児について、自分の人生について、探って行ってもらいたいです。 

 

保育士たちもそうです。保育士たちもどうやったら、ご両親に頼ってもらえる保育士になれるか探っています。

 

他人様のお子さんを預かって、時に戸惑いながらも、必死にその命を守り育児を行う中で、彼女たち自身も自分たちの人生における育児の意味を考えていくでしょう。

 

最後に園長である私自身もそうです。保育のプロとしてやっていますが、毎日お子さんを預かり関わっている中で、どのようにしたら、お母さん・お父さんから、もっと信頼してもらえる保育士になれるか考えています。

詳しくはロングインタビューを

お読みください[か]園長の本音

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3--こんな子どもに育ってほしい

1.食べることが好き!

・・・食べることが好きというのは生きる力につながります。ご飯を美味しく食べられることは大切です。歯科医師で尚絅学院大学子ども学科教授の岩倉政城先生は「口に物をくわえるっていうのは安心感」だとおっしゃってます。赤ちゃんはおっぱいをのんだり、指しゃぶりをしたりしますよね。くちびるの近くのほっぺをゆびで軽くなでてやると、赤ちゃんはおっぱいを吸うようにくちびるを動かします。食べたい、飲みたいという要求は、自分の生をつなぐ、その行為そのもので、生きていくうえで根源的な欲求なのです

 

 

2.お友達が好き

・・・ 子どもはみんな基本的に友達が好きですよね。自分が怒られても友達のために何かをするということだってあります。例えば、こんなことがありました。

ある女の子のKちゃん(1歳半)がオモチャで遊んでいたら、Aくん(2歳半)がそのオモチャを足で蹴ったんですよ。先生は「そんなことしちゃダメ」と、厳しく怒りました。男の子は散々泣いた後で、そのオモチャを友達のところに持って行って「一緒に遊ぼう」と言ったのです。男の子は、自分が好きなオモチャを奪ってでも持っていけば、友達と遊べると思ったんでしょう。好きなこのためには、友達を泣かしてでもコミュニケーションを図ろうとする。

その行動がいいか悪いかはさておいて、子どもにはそんなところがあるんですね。お友達のことが好きという気持ちが失われないように育っていってほしいと思います

 

 

3.独り立ちができる子に           

・・・ これは少し難しい要求ですし、子どもが成長したもっとずっと後のことかもしれないですけど、傷ついたり、何か間違いを犯してしまったりしたとしても、そこから立ち直っていける人になってほしいです。

精神力なのか、助けてくれる友達がいればできるのか、簡単には言えませんが、生きていくのに大切な力だと思います

 もちろん、これだけではなく、思いやりを子どもの中に育てていく、社会のルールを守れるようになる、そういったことも、身につけてもらわなければいけませんが、いずれにしても、子どものペースが大事です。世間では、幼児教育ということが言われていますが、大人社会の競争原理を子どもの世界に持ち込んではいけません。大人が焦って何かを学ばせようと躍起になるのではなく、子どもが自然と学ぶ時期が来るのを「待つ」ということが大切だと考えています

4--お母さん・お父さんへお願い
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1.子どもの目線に立ってもらいたい

・・・ 保育園に子どもを迎えにくる時に、お父さん・お母さんは仕事のリズムで帰ってきますよね。意識しなければ仕事のテンションです。するとアンテナが違ってるから、子どもの言うことや仕草に意識が向かないんです。

また、赤ちゃんはこんな弱いのに、まだ生まれて何年もたっていないのに、大人は、ついつい同じ立場に立ってしまって、感情でぶつかってしまったりもします。大人という成熟した人間が、たった1年か2年しかたっていない子どもと接する時に大人目線でものを言ってしまうと、子どもは、「大人って怖いな、言うこと聞かないといけないのかな」って、本当のことが言えなくなったり、嘘をつくようになりますよね。子どもと接する時はひと呼吸おいてほしいな、と思います

 

 

2.子育てを楽しんでもらいたい

・・・ 子育てって楽しむことができるんです。保育園に預けるお父さん・お母さんは働いていることが前提ですが、すると、働き方によっては、余裕がないことも多いです。でも子どもはそのお父さん・お母さんを癒してあげられる存在でもあります。特に0-2歳は欲も毒もなく可愛い存在で、利害の計算も全くない。子育てをするということは、自分が自分の価値観でその子どもをどうにでも育て上げることができてしまう。そういうすごい時期なんですよね。

やがてその子たちは独り立ちして行ってしまいます。その子どもが保育園にいる時代は手をかけられる時代です。送り迎えもそう。ご飯を食べさせられるのもそう。その時期がかけがえのないものだったな、と思い出すのはずっとあとのこと。

親御さんは必死だから(初めての子どもの時には特に)、眠れなかったり、夜中に泣いちゃったり、ミルクを飲まなかったりとか、子どものとった行動の1つ1つに、つい狼狽しちゃいます。でもそういう過程を経て、心配を沢山しても、ああ、この子を育ててよかった、と思う時が必ず来ます。そう思うようになるまでには長いスパンがかかって当然だと思うんですよね。はじめは悩んでも当然だと思いますし、怒っても当然だと思います。でも最終的には、子どもとの共有できる時間とか空間は大事にしてほしいな、と思います。戻って来ない大切な時間ですから

 

 

3.そのためにも、保育園に頼ってもらいたい         

・・・  子育ては、子どもだけではなく、親も人として成長するすごい時期だと思います。今までキャリアでバリバリ働いていたお母さんが、生まれてたった1ヶ月くらいの子どもに手を焼いて落ち込んだり、高揚したりするというさまは、自分では想像もできないと思います。ですからその状況を思いきって楽しんでしまうのが1番だと思います。

そのためには、何でも自分1人でがんばろうとせずに、助けてくれる人がいる時は、助けてもらってください。私たちも頼ってもらえるような保育園でいられるように頑張っていきます

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5--(未)私たちは支えたい
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6--認証への思い

 設備や駅からの距離、安全性、など、認証保育園になるための要件を満たすのは大変でした。それでもなぜ認証をとったのか、いくつか理由があります


       ◇
 

1.認証以外に保育園が生き残る道はない

・・・ 無認可保育園としてやってきたニコニコは45年の歴史がありますが、東京都は無認可の時代は終わったとして、2000年の認証保育園制度ができて以降、補助金を次々に打ち切っています。認証をとる以外に生き残る道がないのです

 

 

2.前園長との約束

・・・ 2003年、私がニコニコ保育園を前園長から受け継いだときに、認証をとり、存続させると約束したことがあります。園を存続させ、保育園を頼ってくださる方のための場所を残すこと。また、保育を志す若い保育士達の成長の場を残すことを約束しました(談・おかだ園長)

 

 

3.認可ではやれない

・・・  認証をとる大変さは認可をとる大変さとほぼ一緒です。ならばなぜ認可をとらないのか、と言われます。確かに認可の方が保護者の方にとっても、保育料が安くなり、通わせやすくなるのは分かります。けれど、私の経験からは、認可は自治体からの制約が厳しく、本当に私の目指す保育ができません

 

        ◇

 

以上の理由から認証をとることを決め、保育士が一丸となり取り組みました

 ニコニコ保育園は45年の歴史を経て

ついに認証保育園になりました。

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